教えてほしい求人

今、日本中で転職を考えている人は何人くらいいると思いますか。 答えは、約613万人。
働いている人の10%がなんとなく「会社を変えたいなあ」と思っているというわけです。 でも、本当はもっともっと多いのかもしれません。
おそらく今、このページを読まれているあなたも「転職しょうか、どうしょうか」という気持ちを抱かれているのではないでしょうか。 私たちリクルートエージェン卜は、そんなく転職を考えるあなた〉と〈人材を求める企業〉の真ん中に立ち、双方をつなぐ役割を担っています。
世の中からは〈転職エージェント〉あるいは〈人材パンク〉と呼ばれています。 2、3年前から、この仕事を通して「これは、見逃せないぞJと感じていることがあります。
それは、若い世代が、働くこと、あるいは仕事のことで悩んでいるということ。 多くの人が「何からはじめたらいいのかわからない」「自分にはアピールできるものがない」「やりたい仕事がわからない」と口にされます。
どうやら、みんな、これからの方向性で議議と迷っているようです。 機械工ンジニアのY'Mさんは、自社では先進的な取り組みができないことに物足りなさを感じ、転職を決意しました。

新卒時はゼミの教授推薦で就職したため、「転職活動」はおろか、「就職活動Jそのものが初体験。 右も左もわからないまま、とりあえず求人サイトを訪れ、機械関連エンジニアの求人情報を検索してみました。
すると、名の知れた大手企業の求人が次々にヒット。 家電、自動車、光学機器、産業機械など業種はバラバラでした。
そんな中、「大手であれば最先端技術に携われるはず」と、片端から応募しようとしたのですが、ふと「こんな会社選びでいいのかなあ」と不安がよぎって、結局どれも選べなかったのでした。 一方、外食チェーンで庖長を務めていたE.Nさんも、大学生活の4年間ずっとアルバイトをしていた会社に、卒業後、そのまま正社員として迎えられたからです。
勤務時聞が不規則で、土日に休めない生活に苦痛を感じるようになり、異業種への転職を決意しました。 さっそく、集中して求人探しをはじめたもののE・Nさんは、業種の選択肢が多すぎて、何を選べばいいのか途方に暮れてしまったのでした。
よく考えてみれば、自分が今のところが嫌な理由は、はっきりしているのですが、そこから先、どこへ行きたいのか、どんな業種のどんな職種が向いているのかとなると、頭を抱え込んでしまいました。 「収集でしょう」という回答が返ってきます。
ある意味では正解です。 ただ、最近インターネットの時代ならではの、こんな声が増えてきました。
ました」自分の中で〈何がやりたい〉かが固まっていれば、たくさんの求人の中から、何をどう選ぶかも容易でしょうが、そうではない場合は、情報の洪おうじよう水の前で、Y.MさんとE.Nさんのように立ち往生することもあります。 求人誌や求人サイトなど、企業の募集情報が溢れています。
誰だって転職を考えたとき、そこから手を伸ばすでしょう。 転職活動に理想的な順番があるとすれば、明確になっているか。
そこを確認すること。 ここが一番はじめです。
そのためにも、まずは自分自身を見つめる時聞をあえてつくることをお勧めします。 思い立ったら、即行動も大事ですが、その前に、ちょっと机に向かって考える時聞を。

ぜひ最初に「やりたいこと」「できること」を考える時聞を持つこと。 転職活動をはじめる前に、まずは確かに、転職活動を進めながら、方向性がいろいろ見えてくることも多いのですが、こうした時聞をあえて取ることが、のちのち転職活動で迷った時の道標になったりしますよ。
とはいうものの、そのやり方がわかりませんという人は、次項の〈自分がやりたい仕事がわかりません〉をご一読ください。 選択肢が多すぎるがために、一つにしぼりこむのは、とても難しいようです。
大手流通企業に勤務するT・Yさんが転職を決意したのは、「上司を見ていて、自分の10年後の姿が予想できてしまった。 その未来に魅力を感じない」という理由から。
今の会社を離れる決意は固いものの、次に目指す方向性は決まっていませんでした。 彼自身、自分が何をやりたいのか、わからなかったのです。
これでは、求人情報の収集のしようがありません。 そこで、私たちはまず「子どもの頃から今までの経験の中で、楽しかったことを思いつくまま書き出してみましょう」と提案しました。
これまでの人生で「何を楽しいと感じてきたか」ということから、志向を探るためです。 記憶をたどりました。
「学校の文化祭にクラブ活動、ゼミ、アルバイト、旅行で、楽しさ、喜びを感じたのか」を細かく書き出すと、A4判2枚がびっしり埋まりました。 この時点では、単なる思い出の羅列にすぎません。

次に、T.Yさんは、その中から「共通項目」を抽出する作業に取り組みました。 彼は、自分の中に隠れていた、ある志向に気づきます。
それは「人が成長していく姿を見るのが好き」というものでした。 そこで、「人の成長をサポートする仕事」をキーワードに求人情報を収集。
彼が最終的に選んだのは、人事・社員教育を専門に手がけるアウトソーシンク、企業でした。 一方、K.Kさんは、やりたいことを見つけるために、別の手法を用いました。
まず「やりたくないこと」を列挙。 「なぜ、それをやりたくないのか」を分析して、書き出してみたのです。
やりたくないことを裏返してみれば、やりたいことがおのずと浮き彫りになるもの。 「専門知識を積み重ねる」「長期スパンで顧客と信頼関係を築く」といったキーワードが出てきました。
その要素のどこかを満たす仕事を探し、「製薬会社のMR(医薬情報担当者)Jという道を選んだのでした。 このように、T.YさんもK.Kさんも、「やってみたい!Jと思える仕事に出会えたわけですが、少なからず自己分析が役に立っています。

やみくもに求人情報を漁ってみるよりも、まずは自己分析からはじめてみてはいかがでしょう。 これまでの自分史の中に「やりたいこと」を見つけるヒントは隠れている。
自己分析というと「難しいJIやり方がわからない」という声が聞こえてきますが、そんなに難しく考えないでください。 たとえば、身近なところではアルバイト。
深く考えて選んだわけではないアルバイトでも、すぐに辞めてしまったものもあれば、長く続いたものもあるはず。 その理由は何だったのかを自己分析してみることによって、自分が求めている仕事や環境が見えてくるかもしれません。
また、事例のように中学、高校、大学などの学生時代から現在までを振り返って、どんな時に楽しかったか、成長ややりがいを感じたか、あるいは、「自分が嫌いと感じること」などを書き出してみると、意外とそこに共通する〈何か〉が見えてきたりします。 その〈何か〉にあった職種にはどんなものがあるのかを探していく今後の方向性に迷った時は、面倒と思わず、ちょっと自分のこれまでを振り返ってみませんか?ったのに、月末はノルマを達成するまで、寝袋で会社に泊まって働かされるという凄まじい環境だ。
当然、次の仕事について考える余裕もなく、とにかく会社を辞めてしまいました。 その数ヵ月後、私たちの元を訪れたMさん。
当然、次にどんな会社に行きたいかのイメージが固まっておらず、「やっぱり食に興味があるから、食品会社かなあ」という暖昧な希望しか持ち合わせていませんでした。

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